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   © 2011 Obara Kazuma, all rights reserved.

「東北出身のフォトジャーナリストとして一般ニュース報道とは違う視点で復興の為に出来ることはないか」 岩手を故郷に持つ若き写真家は、その思いを胸に勤めていた仕事を辞め、大阪を飛び出し岩手/宮城県の被災地取材を開始した。彼は言葉を交わしながら被災地の人々といくつもの出会いを繰り返してきた。3月11日の震災から二ヶ月が経った今、私たちは遠く離れた大阪から被災した人々のことをどれだけ想うことができるだろうか。

「誰かその土地に暮らす人と知り合った時、その場所は自分の世界の一部になる」

だとすれば、被災地の人々と出会うことでその場所を私たちは自分の世界の一部にできるのではないだろうか。まず、出会うこと。被災地から届けられた肖像写真に出会うこと。そして、彼らの言葉に耳を傾けること。そこからはじめてみてはどうだろう。


小原 一真 (おばら・かずま)

フォトジャーナリスト。
1985年 岩手県盛岡市生まれ。宇都宮大学国際学部卒業。在学中は中米、アフリカ、東南アジアをまわり、写真展/ドキュメン タリー上映会を行う。2009年より金融機関の営業職に従事しながら DAYS JAPAN フォトジャーナリスト学校を卒業。2011年3月、 東日本大震災を期に退職し、フリーランスのフォトジャーナリストとして活動を開始。


ウェブサイト  http://kazumaobara.com/
twitter     http://twitter.com/kazumaobara/