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【2017年11月特別企画 第二弾】




7月に開催しました暗室ワークショップの第二弾です。モノクロの作品作りに深い造詣を持つイタリア人写真作家レオ・ペレガッタ氏による2日間の暗室ワークショップを開催します!

彼の作品は、ヨーロッパ、アメリカ及びアジアにおいて個展やアートフェスティバルにおいて発表されています。暗室での作業だけではなく、作品を制作するためのインスピレーションやフィードバックを共有します。そして、暗室作業の後は、イタリアから持ち帰った天然酵母の手作りパンとイタリアンワインを楽しむのが、レオ流の暗室の楽しみ方です。自分のイマジネーションからファインアートを生み出す心躍るような瞬間を、ぜひあなたも体験してみてください!


 

暗室錬金術とパンとワイン

はじめに

写真の誕生以来、プリンティングは創作の重要な作業を代表するものでした。特に、過去のモノクロの巨匠たち、例えば:アンセル・アダムス、ウォーカー・エバンス、マリオ・ジャコメッリにとって、(そして近代では森山大道やマイケル・ケンナなどのような多くの現代作家たちにとっても)、暗室作業は、彼らのヴィジョンにとって最後の鍵であり、プリンターとしての彼らの技術が巧みであることによって、彼らは独特のスタイルと雰囲気を作り出すことに成功してきました。

今回の二日間のワークショップは、レベルを問わずすべての写真家に開かれています。それぞれのレベルに応じて、モノクロプリントの基礎的な技術を習得することや、更に潜在的な視点を探求することでもいいですし、また、ひとつのイメージを造り出す方法について再検討するための旅に乗り出すこともできます。

ファインアートの創作には、時間がかかります。今回のワークショップでは、手作りの工芸品と同じように、私たちは、確実な技術に裏付けされた身体的な能力、そして最も大切な直感を使って創作することをめざします。

ワークショップでは、理論と実際の印画作業を行い、その日の最後にそれぞれの作品のサンプルを互いに見せ合い、講評を行います。そして最後に、価値ある時間と空間を刺激してくれる手作りパンとイタリアンワインを楽しみながら、それぞれのビジョンについて話し合いましょう。

【日 程】 2017年 11月 18 日(土)& 19 日(日)

【参加費】 25,000 円 (税込み/薬品及び処理費用/パンとワインを含む)

【定 員】 6名(最少催行人数3名)

【内 容】 詳しいプログラムは以下のとおりです。

   《1日目/講座》11月18日(土)13:00 - 15:00

    「 ネガフィルムの読み方とプリントの基礎技術について 」

     ● 持参していただいた現像済みのモノクロネガフィルムを読み解き分析します。
     ● 参加者のネガと講師のネガの違いについて比較検討。
     ● 基本的なプリント技術の紹介をします。

    《1日目/プリントワーク》11月18日(土) 15:00 - 19:00

    「 作品のベースとなるプリント制作 」

     ● 基本となるプリントの作成をします。
     ● 暗室の準備。
     ● テストピースを作ってみましょう。
     ● 多階調印画紙のフィルターの使い方について。
     ● 基本となるプリントの作成。

     セッションの終了後、今日のフィードバックをします。
     もちろんレオの手作りパンとワイン付きです!


   《2日目/プリントワーク》11月19日(日)10:00 - 17:00

    「 ファインアートを作りましょう! 」

     ● プリントを詳しく分析してみましょう。
     ● 焼き込みと覆い焼きを試す。
     ● コントラストのバリエーションを変えてみる。
     ● トーニング(調色処理)について(予定)。

     セッションの終了後、講評を行います。また参加者同士でのディスカッションや
     フィードバックも大歓迎です。
     そして、もちろんレオの手作りパンとワイン付きです!

** アドバンス・コースについて

すでにプリント技術について熟知していて、以前にワークショップに参加した経験がある方や写真家の方については、別にカスタマイズしたプログラムを提供させていただきます。いくつかの現像液や印画紙を使用して、特に覆い焼きや焼き込みについてフォーカスした手法について学ぶことができます。また、希望される方にはトーナー(調色液)とその実験方法、例えばロヤグラフィーと二重露光についてご紹介します。 (以下のサイトを参考にしてください。

- http://www.uelsmann.net/#
- http://www.metmuseum.org/art/collection/search/265487

【持ち物】 印画紙1箱(サイズは 8 X 10を使用します。講師のおすすめはイルフォード・
      マルチグレードペーパー)、現像済みのモノクロネガフィルム3-5本(35mmまたは中判)、
      エアーブロア、ルーペ(貸し出し可)、エプロン、筆記用具、メモ用紙。

    ※ 印画紙は各自持参してください。必要であれば別途相談させていただきます。

【備 考】 ワークショップは英語/日本語にて行います。ご安心ください。希望者にはイタリア語も可。
      ネガサイズは35mm または 中判サイズ となります。

    ※ 2-3台の引き伸ばし機を順番で使いながらの作業になります。
    ※ 一日のみの参加は受け付けておりません。

【申 込】 ワークショップの参加希望を明記の上、以下の情報をお送りください。

     1) お名前(よみがな)

     2) メールアドレス

     3) 電話番号

     4) 写真及び暗室の経験について簡単に教えてください。

     以上、明記の上、メールでお申し込みください。

     E-mail:
info@photo-sai.com

【講 師】レオ・ペレガッタ Leo Pellegatta /映像作家・写真家

イタリア、ミラノ出身。レオ・ペレガッタの視点は、記憶と時と時間の間に存在する密接な関係性への探求に注がれ物語を紡いでゆく。それは、我々の現実への認識が「常に連続的進化の中に存在する」ことを示唆する。スクール・オブ・ヴィジュアル・アート(米国ニューヨーク州)卒業。モノクロプリントについては、ロバート・フランクのマスタープリンターであるシド・キャプランに師事。映像作家、写真家として欧州、日本を拠点に活動を展開。作品は展覧会や出版物を通して発表されている。2011年にフランス・パリのポンピドゥー・センターで開催された “Hors Pistes Festival”や2013,2015&2017の日本のKG+など、国際的なフェスティバルで作品が発表されている。また、ミュージシャンとのコラボレーションによる映像作品を多数手がけている。

www.leopellegatta.org

<参考サイト>
http://petapixel.com/2013/05/08/sid-kaplan-legendary-darkroom-printer-and-quiet-master-photographer/

 



 

 

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